こんにちは!ビビりで痛みに弱い、ゆとり主婦のマリー(@yutori_shuhu)です。
このブログでは、私が38歳で不妊治療を始めた記録をほぼリアルタイムで書いています。
通院1回目から読む場合は下記のリンクからどうぞ!
今回の記事は通院6回目、初めての子宮卵管造影検査について。
予想をはるかに上回る痛みだった・・・という話です。
Contents
前回の診察から2日 生理終了後に子宮卵管造影検査
私は1カ月にわたって、血液検査やフューナーテストを行ってきましたが、決定的な不妊の原因は見つからない状況でした。
そこで前回、自分から子宮卵管造影検査を医師に依頼しました。
生理が終了してからでないと受けられないということで、生理終了2日後に受けられるように予約をいれました。
子宮卵管造影検査を受ける前の準備6つ
造影検査で病院から必要だと言われたことや、自分自身で必要だと感じたことを書き留めておきます。

1、生理用ナプキン
生理用のナプキンを2つ用意するように言われました。
まれに出血する人がいるそうです。
「使わないだろうな~」と思いつつ、「造影剤が垂れてきたら困るからナプキンをあてておいた方がいいか」と考え直して、持参。
が…!
私は結局、検査後に出血しました(>_<) 持って行ってよかったです。
当日の出血は、おりもの用のライナーだとちょっと足りないくらいで、軽い日用のナプキンだと安心できるくらいの量です。
その翌日以降は、おりもの用ライナーで足りるくらいの量に減りました。
出血は3日ほど続きました。
2、体毛を適度に処理
病院からは何も言われていませんでしたが、検査の邪魔にならないようにアンダーヘアを処理していきました。
全部は剃りませんでしたが、全体的にカットして薄くしました。
衛生面でもその方がいいかな~と。
3、病院までの交通手段を確認(運転できないため)
痛み止めの筋肉注射をしました。
この注射は副作用があって、喉が渇いたり、目の焦点が定まらなくなったりすることがあります。
そのため、検査後に運転することは危ないから控えた方がいいと聞きました。
4、同意書と問診表を持参
私は同意書と問診業をいつもの病院で受け取り、署名して検査を受ける総合病院に持参しました。

医師からは造影剤や痛み止めの注射の副作用、出血があるかもしれないことなど説明を受けました。
問診表では、アレルギーがあるかどうか、過去に受けたことがあるか、身長体重など簡単なことを答えました。
5、当日は化粧をしない
検査中の顔色を見るために、化粧はしないようにとのことでした。
朝はそのことを忘れていて、UVカットの化粧下地を塗ってしまいました。
6、当日は朝食を食べない
朝食を食べずに検査を受けるように言われました。
水も、起きた時に少し飲む程度にしておいた方がいいそうです。
検査は朝9時頃からだったので、それほど空腹も感じず過ごすことができました。
午後から検査する人は、昼食を抜くようです。
いざ、子宮卵管造影検査!レントゲン室の中心で痛いと叫ぶ
いよいよ病院に到着。
総合病院には慣れておらず、ウロウロ。
受付スタッフの指示に従い、検査をしてくれる場所へいきました。
そこでは女性の看護師さんが案内してくれました。
検査着に着替え&トイレ
まず着替え。丈の長い検査着を頭からかぶり、下着をつけずに移動します。
上はTシャツや肌着をつけたまま検査着をかぶっていいと言われましたが、暑かったのでスッポンポンの状態にかぶりました。
続いて、トレイで用を足すように促され、小を済ませました。
レントゲン室で注射&看護師から痛みについて励まされる
レントゲン室に入ると、先ほど案内してくれた看護師さんが痛み止めの注射を打ってくれました。
筋肉注射なのでちょっと痛いです。肩にしました。
看護師さんから突然「ネットで調べました?」と言われて、何のことかわからずポカンとしていると…
すると看護師さんは突然、不安になることを口に出し始めました。
私の表情が急激に曇ったことを察して、看護師さんは励ましてくれました。
なにぃ~!
そういわれたら、耐えるしかないわ!
これまでにも、何人もの痛がる女性を励ましてきたのでしょう。
そして、私が通院しているクリニックの医師は、検査の痛みについてほとんど説明しなかったので、無頓着なのでしょう。
看護師さんが先回りして精神的なクッションを作ってくれて、非常にありがたかったです。
その後、台に横たわって、腰や足の位置を調整しました。
担当医師の到着を待ちます。
人生経験をまあまあ積んできたアラフォーですが、緊張でドキドキしました。
検査開始!まずは消毒
10分くらいすると、医師が到着しました。
なんだかいつもと違う場所で落ち合うなんて、不思議な気分です。
すでにこちらは準備万端。
さっそく始まりました。
まずは、膣や子宮を消毒します。
いつもしていた超音波検査とは違って、金属の器具を使って膣を広げるので少し痛かったです。
消毒は念入りにされた気がします。
バルーンを膨らませる
続いて、造影剤を注入する管を子宮に入れます。
次に、管が外れないようにバルーンなるものを膨らませて固定します。
こちらからは何をしているのか見えませんでしたが、痛みはありませんでした。
人によっては圧迫されるような感覚があるそうです。
造影剤を注入!痛みを甘く見ていたら・・・絶叫!
ついに本チャンが始まりました。
初めの30秒~1分くらいは特に痛みは感じませんでした。
それが、徐々に生理痛のようなズーンと重い痛みが発生。
「痛みってこれかあ~」と油断していると、みるみるうちに激痛に変わりました。
「い、痛い!」と言うと、そばにいた看護師さんが近づいてきて手を握ってくれました。
どんどん痛みがひどくなっていくので、無意識に手をギューッと強く握っていたようです。
「痛い!いたーーーーい!!!!」
ついには叫んでしまいました。
腹の内側から割かれるような痛みです。
医師が「もう少し、あと片側だからね」と声をかけてくれましたが、「ううう~っ」と唸る私。
目をつぶろうとすると
と教えてくれたので、レントゲンの機材を見つめて痛みに耐えました。
息ができないほど痛くなり、陣痛の時の妊婦さんの呼吸のように「ヒィーヒィー、フー」と自然になっていたように思います。
あとで投稿したツイートがこちら。
卵管造影検査が痛すぎて叫びながら技師さんの手をきつく握ってしまった。「フリーダーム」と叫びながら腹を切り裂かれたメルギブソンのことを思って自分なんて蚊に刺されたものだと言い聞かせた。
陣痛はこの何百倍も痛いでしょ⁉️長いでしょ‼️耐えた世のお母さん達はすごすぎるでしょ‼️— マリー@北の国から19w初マタの38歳 (@yutori_shuhu) June 19, 2019
このメル・ギブソンが出演した映画は「ブレイブハート」です。
メル・ギブソン演じるスコットランドの英雄・ウィリアム・ウォレスが最後に拷問にあった上、聴衆の前であおむけに寝かされた状態で腹を裂かれ、内臓を取り出され、死刑になるというシーンを想像していました。
私はそもそも映画の拷問のシーンが大の苦手ですが、今後、さらにトラウマになりそうです(汗)
頭の中で何度か「フリーダーム!!!」と叫んでいると、医師が「終わりました」と告げました。
すると、急速に痛みが引いていき、呼吸が普通にできるようになりました。
造影剤を抜いているようでした。
処置が終わると、医師が気になることを言いました。
「診断は次回の診察の時に話すけれど、見た感じは右の卵管が詰まっているようです」
えええ?まじですか?サラと言われましたが、ショックです。
ガガーーーーン!!!
いろいろなことが頭の中をめぐって混乱していたし、激しい痛みから解放されたことで、全身から力が抜けていて医師へ反応ができませんでした。
検査の後 痛みなし出血あり
子宮卵管造営検査が終わって、着替えて看護師さんにお礼を言いました。
彼女がいなければ私は途中で「止めてください!」と叫んでいたと思います。
最後まで検査をやり抜けたのは彼女のおかげです。感謝!!!!!
2日分の抗生物質(バナン錠100㎎×4錠)を薬局で受け取り、帰宅しました。
ソファに腰掛けると、全身の疲労が一気に出てきました。
首や肩も痛くなりました。
恐らく、激痛のため全身に力が入りすぎて、むち打ちのような状態になったのだと思います。
朝から、なんとヘビーなことでしょう。
しかも、出血している状態だったので、その日は無理せず横たわっていました。
事前に病院から渡されていた、検査後の注意点です。

検査当日は入浴は避けて、シャワーをと書いてあったのに、忘れて普通にお風呂につかってしまいました。
ひっそり泣いた夜 検査の痛みはきっかけに過ぎない
その日に投稿したツイッターに、コメントをくださった方々、ありがとうございます!
皆さんに励ましてもらって、少し元気を取り戻しました。
「私も受けたけど痛かった!」という人や「そこまで痛くなかった」という人、それぞれいらっしゃって個人差が大きんだな~と勉強になりました。
が、しかし!
卵管が閉塞しているかもしれないと聞いたことが不安になり、次の診察までずっと不安なままなのかと暗い気持ちになりました。
また、夫が帰宅してからも検査について触れずに、何もなかったかのように扱ってきたので、それが悲しくて深夜に泣きだしてしまいました。
心配していろいろ聞いてくれるかと思ったので残念だったのです。
あまりにも長時間泣きすぎて、またうつ病が再発するんじゃないかと自分で不安になるほどでした。
声を出さずにひっそりと泣いていましたが、夫には結局見つかりました。
「痛かったのか?」とやっと心配してくれました。
でも、痛みはきっかけに過ぎなくて、きっと不妊治療への不安やストレスがあふれ出たんだと思います。
不妊治療費 通院6回目 子宮卵管造影検査の金額
今回、6回目の通院でかかった費用です。
5,630円(今回は保険外負担はなし)
+薬代(抗生物質2日分)380円
これまでの累計金額:2万8,890円
なんと今回は、総合病院で検査を受けたため、クレジットカードで支払うことができました!
やったー!ポイントゲット♪
めちゃめちゃ痛かったけれど、私は単純なので、会計の時に少しだけテンションが回復しました。
まとめ・感想 子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査は激痛でしたが、受けてよかったと思います。
「片方の卵管が詰まっているかもしれない」という先生の不穏な発言。
検査を受けずにタイミング法や人工授精をしていても、なかなか妊娠できなかったでしょう。
この検査は不妊治療において、ほぼ必須の検査だと思えました。
子宮卵管造影検査は、早い段階で受けた方が、間違った治療を続けるリスクを減らせます。
しかしながら、現実は厳しいですね。
卵管閉塞について、びくびくして検索しまくりました。
次の通院で詳しい話を聞くことになっているので、あれこれ予測しても仕方ないんですけどね。
片方が閉塞していなければ、妊娠できる可能性はまだある。
それに望みをつないでいる状態です。
次回の診察が恐いけれど、早くすっきりしたい気持ちでいっぱいです。
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