こんにちは!前回、卵管造影検査で泣いたゆとり主婦マリー(@yutori_shuhu)です。
このブログでは、私が38歳で不妊治療を始めた記録をほぼリアルタイムで書いています。
通院1回目から読む場合は下記のリンクからどうぞ!

今回の記事は通院7回目の内容です。
前回の子宮卵管造影検査の結果をしっかり医師から聞く回になりました。
結論としては、私の卵管は左右ともに癒着している可能性があります。
さらに子宮内には・・・
ショックでガラスのハートが壊れそうです・・・!
Contents
前回の検査から6日目 生理開始から12日目
前回、総合病院で子宮卵管造影検査を受けました。
その翌週にクリニックでの診察を予約を入れていて、その日に検査結果を聞くことになっていました。
通院7回目の診察・不妊検査の内容
通院7回目の内容を記録します。
今回は、今までの診療の中でもっともショックが大きかったです。
尿検査 初めて活用された気がする
尿検査がありました。
いつもは、何を検査しているのか診察で教えてもらうことはありませんでした。
ところが、今回は診察の中で
と言われたので、ちゃんと使っているんだ!と驚きました。
いや、信じていたなかったわけじゃないけど、「取り合えず尿をとって」感が強かったので安心しました。
基礎体温表 朝の習慣になりました


基礎体温を測るのに慣れてきて、寝起きですぐに体温計に手が伸びる習性を会得しました。
計ったらベッドの中ですぐにルナルナのアプリに記録しています。
私の体温計は、1回分しか記録できないので、記録を忘れて翌日計ってしまうとオジャンです。
病院へ行く前に、折れ線グラフを書くのもアナログな作業で、少し楽しいです。
生理中のホルモン値検査の検査結果
造影検査の前の通院で、生理中に採血していました。
まずはその結果を聞きました。
【異常なし】
黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモン、テストステロン、エストロゲン、甲状腺ホルモン
【数値が高い】
甲状腺刺激ホルモン(TSH)
ほとんどのホルモンが正常値だったので安心したのもつかの間。
医師から、甲状腺を刺激するホルモンの数値が高いと指摘されました。
甲状腺の機能を判断する数値は正常だったので、
「本当は甲状腺の機能が低下しているのに、高めるために過度の刺激ホルモンが分泌されて、そのおかげで正常に働いている可能性がある」
ということでした。
懸念事項が増えてガックリ。
甲状腺機能低下症(潜在性甲状腺機能低下症**を含む)は、不妊や流産、早産、妊娠高血圧症候群などのリスクになります。
妊娠前から甲状腺機能を正常に保つことが重要です。
国立生育医療研究センターのサイトより引用
甲状腺の機能が、不妊治療に重要なことを初めて知りました。
さらに追い打ちをかける話が・・・
子宮卵管造影検査の検査結果でショックを受ける
いよいよ、子宮卵管造影検査の結果です。
前回は検査後にちらっと「片側の卵管が詰まっているかもしれませんね~。詳しいことは次回」と言われてモヤモヤしていました。
ところが!
画像を見ながら話を聞くと、どうやらそれ以上に結果は悪いようです。
ガガーン!!!
めっちゃショックです。
前回の検査では、右側が閉塞しているかもと言われていたので、左側に望みをかけていたのに…


卵巣から離れた場所で癒着して固まっていると、排卵された卵子をキャッチできません。
意識が遠のきそうになりましたが、説明は続きます。
OH!だからあれほど痛かったのか・・・!?
先端から造影剤が出ない
↓
それでも造影剤は流し込まれ続ける
↓
膨大部がふくらむ
↓
圧迫され、なんとか先端から造影剤が出る
こういうことですか!でも、そのおかげで少しでも開通したのは朗報。
左側と違って、ちゃんと子宮の近くにあるようだし。
と、思っていたら・・・
またまたショーック!
ちょっと、この時はショックすぎて死にそうな顔になっていたと思います。
さらに追い打ちをかけるように続きます。
そう、私は子宮の外側に出る形で、筋腫があるのです。
それは医師も知っています。
唖然。また何か入れるんですね・・・
ポリープがあることもショックですが、子宮卵管造影検査の痛みがトラウマになっている私は、恐れの方を大きく感じました。
妊娠に不利な情報を立て続けに聞き、やぶれかぶれになった私は医師に聞きました。
腹腔鏡!お腹に穴あけるヤーツー!手術!
なんだか私の子宮周りって色々大変だったんだなあ・・・と実感。
いつのまにか感染症にでもかかっていたんでしょうか。初診の感染症検査では陰性だったけれども。
思えば生理痛がひどい時には1日に3回もロキソニンのんでいたし。(ホットヨガを始めてからだいぶ痛みのある時間は少なくなりました)


言葉を濁す先生。
私の38歳と言う年齢的にも、きっと腹腔鏡検査をするよりも体外受精に進んだ方がいいんでしょうけど。
この病院は体外受精を行っていないので、遠くにある都市の病院に通わなければなりません。
医師も患者をそうそう他の病院に渡したくないでしょうし、自分で決断して転院するなら伝えるしかありません。
あ~、考えなきゃ。
超音波検査で卵胞の大きさを確認


卵胞の様子を確認する超音波検査を行いました。
右側の卵胞が23ミリ×18ミリで大きいので、そろそろ排卵だという見立て。
今回もタイミングを取ります。
右側かあ。
閉塞気味で癒着もあるかもしれないけど、望みはゼロじゃないから。
がんばります。
採血 甲状腺機能の異常を検査
おなじみになってきた採血です。
今回は甲状腺の機能に異常がないかどうかの検査です。
橋本病でないことを祈ります。
ナファレリール点鼻薬0.2%(ナファレリン)が処方される


今回初めて、ナファレリール点鼻薬という薬が処方されました。
次の周期で子宮内のポリープを見る検査をするのため、子宮内膜を薄くするそうです。
薄くすると言うか「厚くなるのを阻止する」が近いんですかね。
排卵を抑制します。
つまり、次の周期はタイミングが取れません。
帰宅してから調べたら、子宮内膜症の治療にも使われるようです。
あ~、奇跡的に妊娠して、生理がこなければいいのに!
ナファレリール点鼻薬は、片方の鼻の穴だけ使用するよう薬局で指導を受けました。
両穴に使用すると、薬の量が2倍になってしまいます。
不妊治療費 通院7回目の金額
今回、7回目の通院でかかった費用です。
3,930円(うち保険外負担は超音波検査の1,540円)
薬代(ナファレリール点鼻薬)2,300円
これまでの累計金額:2万9,110円
ナファレリール点鼻薬は保険適用だったのですが、それでもこのお値段・・・
保険が効かなかったら7,670円でした。高価な薬なんですね。
まとめ・感想 不妊の原因が自分にあるとハッキリわかった
今回の診療で、不妊の原因が自分の卵管や子宮内のポリープにあることがはっきりしてきました。おまけに甲状腺・・・
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
実はまだ、男性側の不妊検査はしていないので、医師にお願いしようかと思っていたのですが、ショックすぎて言い出せませんでした。
フューナーテストで精子は泳いでいましたし、医師は「精子の運動率が少し悪い」と言ったわりにあまり心配していなかったので、夫が原因という確率は低いのかなと思っています。
この日、落ち込んでしまい、翌日も引きずってしまいました。
仲の良い友人に思い切って電話で話したところ、励ましが染みて号泣してしまいました。


持つべきものは、同性の友人です。
子どもが生まれたばかりの友人ですが、気持ちをわかってくれました。
泣いた後は、子どものいない人生についても現実的に受け入れていこうと思えました。
もちろん、諦めたわけではないので、今の病院で検査や治療をしつつ、都市部の病院の情報も調べて夫と相談しようと思います。
次の通院は、生理が始まったらです。始まらないで~!
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