ビスタプリントは、2022年8月31日にてサービスを終了いたします。
それにともなって、こちらの記事はいずれアーカイブする予定です。
ビスタプリントを長年愛用してきましたので、とても残念ですが、新しい印刷サービスを探していこうと思います。(マリー)
「ネットで名刺を作りたいけど、ビスタプリントはよさそう?」
そんな疑問にビスタプリント利用歴15年の私がお答えします!
私はフリーランスで兼業主婦ですが、ネットだけでなく地元で直接仕事を受ける場合もちょくちょくあるので、名刺は切らさないようにしています。
長年活用しているのが「ビスタプリント(vistaprint)」です。

自分の名刺のほかにも、結婚式のプロフィールブック、差出人スタンプも制作してきました。


Contents
ビスタプリントを使い続ける6つの理由
長年ビスタプリントを利用してきた理由は、他社を試しても結局戻ってきてしまうほどの良さがあるからです。
フリーランスの今はもちろん、会社員時代(名刺を社員が自費で作る会社)、実家の自営業を手伝っていた時代など、ずっと使ってきました。
振り返ってみて、ビスタプリントにはどんな魅力があるのか、まとめてみました。
1、テンプレートが5000種類以上!ビスタプリントは他人とかぶらない
ビスタプリントは名刺のテンプレートがめちゃめちゃ豊富です。
横型・縦型、合わせると4500種類以上もあります。
だから、テンプレートだけでデザインを完結させても、他の人とかぶる確率が低いんです。
実は、ここ数年でオンライン名刺の店が増えたので、いいところがあったら試しに使ってみたいな~と探したこともありました。
が!他社はテンプレートのデザインがいまいちだったり、種類が少なかったり。
テンプレートが100~200くらいのお店だと、「ちょっと違うんだよなあ~」とモヤモヤしながら選ぶことになり、結局ビスタプリントを開いてしまいました。
他社と比較してみて、ビスタプリントのテンプレの多さを実感しました。
テンプレートの選び方も簡単
4500種類もテンプレートがあると、選ぶのが難しそうですが、とてもわかりやすくカテゴリ分けされています。
テイストや雰囲気、テーマカラー、写真やロゴを入れられるデザインかどうかでも選べますし、業種でも選べます。
私はこの業種別が1番選びやすいと感じています。

特に気に入って使っているのは「広告、広報、マスコミ、マーケティング関連」のカテゴリーです。
このカテゴリには、ちょっと遊び心がありつつ、ビジネスで十分使えるデザインのテンプレートが揃っています。
例えば・・・やわらかいピンク色と大胆なデザインで印象に残る名刺です。

こちらは手書き風のドット模様が、親しみやすいさを感じる名刺になっています。

会社名の部分に自分の名前を入れれば、フリーランスの人も違和感なく使えるデザインです。
私が使っているビスタプリントのテンプレートはこれ!
私がここ数年使っている名刺のテンプレートはこちらです。

「hello」という文字がアクセントになっていて、基本色は8種類から選べます。
前面に色が使われているので、記憶に残りやすいし、「hello」という文字がリボンのように見えて、「人と人とのつながりを結ぶ」という意味もありそうなので、気に入っています。
ママ名刺・趣味の名刺も簡単にできちゃうビスタプリント
ママ名刺や趣味サークル用の名刺、ショップカードや席札のテンプレートまであります。

テンプレートを選んだ後は、名前や連絡先を打ち込むだけで簡単にできちゃいます。
とはいえ、あまりテンプレの分野にこだわらずに、ビジネス用のテンプレでも良さそうなデザインがあったら、ママ名刺に使ってみても全然いいと思います。
文字を打ち直すだけですし、不要な項目があったら削除も簡単なので、テンプレの分野に限らず流用しましょう。
2、自由度が高く、高度なデザインもネットで完結できるビスタプリント
テンプレートが5000種類もあるので、それだけで十分完結できます。
ですが、徹底的にこだわりたい人にとっても、満足できるのがビスタプリントです。
自由度が高いのでご安心ください。
例えば先ほどの私が使用しているテンプレートですと、「hello」という文字も大きさや位置、色などを自由に変えることができます。

もちろん、完全データを入稿して注文することも可能です。
イラストレーターやフォトショップでデータを作って、印刷だけネットで注文する、という人にも対応しています。
入稿する画面はこうなっています。

ビスタプリント用のテンプレートを使って制作すれば、データのサイズを間違えないので安心ですね。
3、プレビュー機能が充実しているビスタプリントなら安心できる
プレビュー機能がしっかりしているので、安心して注文できます。
WEBブラウザ上で確認できるプレビュー機能と、PDF化して確認できる機能と2つあります。
サンプルで、私のブログの名刺を作ってみますね。
下の画像で、赤枠で囲んだ部分が校正できる機能です。

PDF化して校正
上の「PDF校正」というところを押すと、PDFデータにしてプレビューすることができます。
ただ、そのまま別の印刷会社に使われてしまうことを防ぐためか、「Proof」の透かし文字が入っています。

このPDFデータをメールで送信して、できあがりを第3者に確認してもらうことも可能です。
「このデザインどう?」と辛口の友達に率直な意見を聞くのもいいですね。
また、私が父に頼まれたように、代理で注文するなら、遠方の人でも確認してもらいやすいので便利です。
プレビュー機能でWEB上で校正
プレビュー機能を使うと、よりリアルなイメージで確認することができます。

なんと、名刺を手で持ってくれているのです!(神の手と言いたい)
この状態で、デザインのバランスを再確認することができて本当に助かっています。
実際に手にしてみたら文字が小さくて見づらいかも、ということもわかります。
私は両方の校正機能を使ってから発注しているので、イメージ通りの名刺を作ることができています。
4、ビスタプリントは印刷が正確で間違いがない
13年間使ってきて、1度もミスプリント、誤字脱字、レイアウトずれなどがありませんでした。
正確さについては私は最も重視していて、ビスタプリントの場合は非常に安心しています。
他社で「人間が1つ1つ目視しています!」とPRしているショップもありますが、私は、そちらの方が怖いです。
完全に機械化してもらった方が、自分の校正さえ間違えなければ正確に印刷されると考えています。
できあがりの色も、私が使用しているPCのディプレイで見ている感じと大きくずれることはありません。
先ほどご紹介した校正機能が充実しているというのも一躍を担っていると思います。
5、データをずっと保存!ビスタプリントは忘れた頃の再注文がラク
在宅仕事が多い私の場合は、名刺がなかなか減りません。
下手すれば数年に1度の注文です。
父から頼まれる名刺もそうです。
ところが、ビスタプリントにログインすれば、アカウントには過去に注文した商品のデザインがすべて保存されていますので、すぐに再注文することができます。
再注文する際には、変更点を反映するのも楽です。
初めて注文した2006年のデータも残っています。
データの保存を任せるのは、大手&ある程度実績の長いショップじゃないと、不安があります。
いつの間にか閉店していた・・・なんて洒落になりません。
これがビスタプリントを使い続けている理由の1つですね~。

6、名刺以外の印刷物もビスタプリントなら簡単に作れる
ビスタプリントの便利なところは、名刺以外にも、パンフレットやチラシ、販促物やマグカップなど様々な印刷物を簡単に作れることです。
私は以前から名刺で使っていて操作になれていたビスタプリントで、結婚式のプロフィールブックを自作しました。
こちらは表紙&裏表紙の写真です。
個人情報のためほとんどベタ塗りで隠してしまいましたが、テンプレを使いつつ、好きな写真を入れて自由にレイアウトしたことが伝われば幸いです。

料金も、式場に頼むよりずっと安く済みました。
ご参考までに料金です。
二つ折り(A5)パンフレット
100枚 5880円 (1枚あたり59円でした)
自宅のプリンターで印刷するとクオリティが心配ですが、フォトブックも作っているビスタプリントなら、紙も厚くて写真も鮮明なフルカラーで印刷されてくるので安心です。
満足いくプロフィールブックができ、ゲストからも評判がよくうれしかったです。
ビスタプリントの名刺はこんな風に届く
これが1番直近で注文した名刺です。100枚注文しました。

白い厚紙のケースに入って届きます。私はこのケースから使う分だけ取り出して名刺入れにいれてます。
今回注文した名刺には、裏面にも下記の情報を入れてみました。
・出身地
・趣味
・特技
・好きな食べ物
・職歴、経歴
これらの情報によって、渡した人とコミュニケーションが生まれることがあります。
情報量を増やせる両面印刷は、会話が苦手な人におすすめです!
ビスタプリントのデメリット3つ
13年間も使い続けているビスタプリントですが、デメリットを無理して挙げるとすれば3つあります。
1、配達に1週間程度かかる
急に名刺が必要になった時は、ビスタプリントよりも、もっと早いショップがあると思います。
ビスタプリントは、注文が完了してから4~5営業日で配送されます。
地域によって、特に離島への配送はさらに日数がかかる場合もあります。
そして営業日には土日と祝日は含まれていませんのでご注意ください。
ただし、どうしてもビスタプリントで急ぎの注文をしたい場合は、名刺やパンフレットなどでエクスプレス出荷というオプションが使えます。
18時までに注文を完了すれば翌営業日に出荷してくれるサービスで、オプション料金は330円です。
私にとってはオプション料金の330円はけっこう痛いので、名刺が残りわずかになってきた時、または名刺を使用したい日の2週間前には注文しておくようにしています。
2、注文時に関連商品のリコメンドが多い
テンプレートを選んでデザインを完成させて、注文するステップに入ります。
すると、途中で「こんな製品も作りませんか?」というリコメンドが表示されます。
面白いので、つい見てしまいますが、急いでいる人には面倒かもしれません。

3、ネット印刷の最安値ではない
ビスタプリントは、名刺印刷サービスの中ではお手頃価格の方ですが、最安値ではないです。
検索すると、より安いショップが出てきます。
ご参考に、ビスタプリントの1番シンプルな名刺の料金です。
プレミアム名刺 (55x91mm)片面印刷 (税込)
100枚 | 1,628円 |
---|---|
200枚 | 2,143円 |
300枚 | 2,659円 |
私は、値段につられて他店で注文しようとしたこともあったのですが、安いけどテンプレートが少なかったり、そもそもサイトの設計が使いにくそうだったりして、乗り換えるまでに至りませんでした。
ビスタプリントのクチコミ(レビュー)スマホ派も
私の他に、ビスタプリントを利用した人の口コミをご紹介します。思ったよりも早くついたという声も多いですね。
公式サイトからレビューを引用させていただきます。
ご栄転の上司にプレゼントしました。紙質、印刷の鮮明さなど、大好評でした。安くて早くでき満足です。二種作りましたが一種を印刷業者に依頼するより安くできました。
とても良い仕上がりで満足しました。 名刺を渡した相手からも、評判が良く、褒められました。 私にも作ってと言われて、何人かに作ってあげました。 その方々も、人からの評判が良かったそうです。 金額もとても安いです。
初めて購入しました。 思っていたより早く到着! 梱包も非常に丁寧でウキウキしながら開封しました。 とても素敵な仕上がりで嬉しいです!
初めてママ名刺を作りました。 スマホで作成でき、なおかつ出来上がりの名刺の紙質も良く、大満足です。
スマホで注文している人もいるんですね!
私はパソコンからの注文でしたが、スマホ派の人もいるということで安心ですね。
まとめ ビスタプリントなら、試しにデザインだけでもOK

ここまで、ビスタプリントのいい点・悪い点についてまとめてきました。
ビスタプリントは15年間使用して、私にとっては使いやすく、信頼でき、引き続き使いたいと思えるオンラインの印刷会社です。
- 印刷・校正⇒安心!
- デザイン・制作→カンタン!
- 料金⇒お手頃!

