こんにちは、ゆとり主婦のマリー(@yutori_shuhu)です。
私はこの記事を書いている今、38歳です。
アラフォーで不妊治療を受けることにしました。
夫は10歳年上の48歳。
お互い晩婚&初婚です。
私たち夫婦は「できれば子どもが欲しい」という考えが一致していて、妊活から不妊治療へとステップを進めることにしました。
今後の自分たちの不妊治療のためと、私と似た状況にある人のお役に立てばと思い、記録をつけていきます。
なるべく詳しく、端的に書いていきたいので、人によっては不快な表現があるかもしれませんが、どうかご容赦ください。
Contents
不妊治療を決意するまでの経緯
私は去年、うつ病の治療が終わって薬を飲まなくてもよくなり、やっと妊活できるようになりました。
妊活を始めてからは毎朝基礎体温を測り、排卵検査薬も使ってタイミングを取っていましたが、なかなか授からず、夫に相談して産婦人科にかかることにしました。
すぐに産婦人科へ行かなかったのは、うつ病は再発の可能性がある病気だったから「もう大丈夫!」と確信を持てるまで時間が必要だったからです。

病院選びにについては地方在住でかなり悩みました。
自分たちが住んでいる地域に高度な不妊治療を受けられる病院がないのです。
車で片道4時間かけて都市部にいけば、評判のいい病院がいくつかあるのですが、時期によっては毎週のように通うことになります。
通えなくてタイミングを逃す可能性もあり、まずは地元の病院に行くことにしました。
その病院ではできない治療を受けることになったら、都市の病院へ紹介状を書いてもらおうと思います。
決めるまでは不妊治療をしていた同世代の友人たちに話を聞きました。
「年齢的にもすぐ体外受精できる病院へ」という人もいれば、
「将来の蓄えのことも考えて、できる範囲でまずはやってみたら」という人もいました。
不妊治療に関する考え方や、かけられる金額は家庭によって異なるので、色々な人の意見を聞き、自分たちの家庭はどうなのか改めて考えるきっかけになりました。
また、アラフォーでも妊娠している彼女たちから勇気をもらえたこともあり、不妊症に対応したクリニックの予約を入れたのでした。
電話で「不妊検査をお願いしたいです」と伝えると、「どのタイミングで訪れても、できる検査があるからいつから来てもいいですよ」と言われました。
夫側の検査は同時でなくていいそうです。
不妊治療の記録1 初診で不妊検査スタート
2019年5月。初めての来院。
予約している旨伝えると、問診票に記入を求められました。
これまでの妊娠や出産の経験、病気やアレルギーなど、他の病院でも聞かれるような一般的なことを尋ねる項目が多かったです。
私は妊娠・出産・流産、いずれも経験がありません。
待合室はリラックスできるような温かみのある家具や自動販売機があって落ち着きました。
予約制のためか、待つ人も4~5人で混雑はありませんでした。
ただ、フルネームで呼ばれるのがちょっと嫌でした。
最近の病院は番号札制のところも増えていますが、小さいクリニックなので導入されていないのかも。
私は名字が少し珍しいので、待合室に夫の職場関係の人がいたら、きっとわかるから嫌だなと思いました。
尿検査
最初に尿検査のため尿を取りました。

この日は生理開始から6日目で、たまに出血がありました。
まだ生理中だと伝えると、看護師さんが「気分的にちょっと嫌かもしれないけど、大丈夫なのでとってもらえますか?」と優しく促してくれました。
何を調べるのか聞くのを忘れました。
次回、何らかの数値を教えてくれるのだと思います。
看護師さんから聞き取り
オレンジ色の基礎体温表を渡され、「記入してくださいね」と言われました。

これまでアプリにつけていたと伝えると、次回までに1カ月分を書き写しておくように指示を受けました。
特に計り方に関しての注意事項などは言われなかったです。
計り忘れるんだよなあ。朝起きた瞬間トイレに行きたくなって動いちゃったり。
ちょっとプレッシャーです。
医師の問診
診察室に入り、医師と対面。恰幅の良い、白髪の穏やかそうな男性でした。
年齢は50代後半くらいに見えました。
- いつ結婚したか?
- 避妊していた期間はあるか?
- お互い初婚か?
など聞かれました。
1年間避妊せずに子どもを授からなかったということで、不妊症と診断されました。
超音波検査(子宮筋腫、卵巣・卵胞の大きさ)
次に、診察室の隣にある検査室に行き、超音波検査を行いました。
棒状の超音波が出る器具を経腟に入れる検査です。
余談ですが、何度受けても、股を大きく開いたカエルのように固定される屈辱的なポーズは好きではありません。
ベッドに仰向けになって、自然な形で検査するのは難しいものなのでしょうか。
子宮筋腫の状態
検査が終わって診察室に戻ると、まず子宮筋腫があることについて伝えられました。
子宮筋腫があることはもともと知っていましたが、去年、別の病院の婦人科検診で診てもらったときよりも大きくなっていました。
筋腫は5センチくらいあります。
触診もしてもらったのですが、筋腫のある方向を押されると少し痛みがありました。
医師によると、子宮の内部ではなくて外側にできているので、妊娠に影響はないでしょうということで安心しました。
ただ、その後「子宮筋腫が卵管を子宮から遠ざけている場合もある」と付け加えられて少し不安になりました。
どっちなんか~い(^-^;
卵巣と卵胞の状態がわかった
続いて卵巣と卵胞の大きさを診て「1週間以内に排卵しそうです」と言われました。
私は感動しました!!!

これまでは排卵検査薬を使って(排卵日が近くなると1日2回も検査して)、色が濃くなったら排卵だなと予想するだけでした。
それが、しっかり卵胞が大きくなっているという目に見える事実を教えてもらい、本当に排卵しているんだなあとうれしくなりました。
そして、医師から「4日後にもう1度来てください。排卵のタイミングで性交渉してもらい、翌朝また来院して検査をします」と言われました。
これはヒューナー(フーナー)テストというそうです。
要は、ちゃんと精子が子宮の中を泳いでいるかどうか、子宮の粘膜の状態はどうかを調べるものです。
自然妊娠ができるかどうかの目安になる検査の1つですね。
夫の検査について聞くと、性交渉の必要がない期間=私が生理中の時でいいと言われました。
なるほど、「体力は温存しておこう」ということですな~。
性感染症検査(クラミジア・淋病・トラコマチス)
超音波検査の後に、性感染症を調べるために粘液を採取されました。
この検査は、卵管造影検査にも影響します。
卵管造影検査は生理が終わったらできるそうです。
それを聞いた私が「もう生理の終わり頃なので、今日した方がいいですか?」と聞くと、
医師は「もしクラミジアがあったら、卵管造影剤を流し込んだ時に菌がお腹に広がって大変なことになるから、性感染症の検査結果が出てからにしましょう」と冷静に諭してくれました。
ふむふむ、何事も順序があるのですね。
不妊治療費 初診の金額
今回、初診で不妊検査でかかった費用です。
3820円 (1万2740円で、保険負担30%)
なんと、保険適用でした。
子宮筋腫があったからでしょうか?
不妊治療は保険がきかないというイメージがあったので、2万円以上持っていきましたが、ほっとしました。
しかし、今後は保険がきかない検査や治療が増えてくるのでしょう。覚悟が要ります。
今回、子宮がん検診は受けていません。
私は毎年、健康診断の時に別の病院で受けているので必要ないと判断されました。
子宮がん検診も必要とされた場合は、より費用がかかるはずです。
まとめ・感想 いよいよ不妊治療が始まる
私はこれまでに産婦人科で子宮筋腫の検査を受けたことがあったので、びっくりすることや恐いことはありませんでした。
ただ、排卵の予想を教えてもらえたことが、とてもうれしかったです。
今後はホルモン値の検査や卵管造影検査、ヒューナーテスト、男性不妊の検査と続きます。
やることはい~っぱい。
なんとか、前向きに取り組んでいきたいと思います。
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