こんにちは!不妊治療中の主婦マリー(@yutori_shuhu)です。
38歳で始めた不妊治療の記録をブログにしています。
通院1回目から読む場合は下記のリンクからどうぞ!

今回は21記事目です。
2019年10月、子宮筋腫&内膜症を摘出するため5泊6日で入院。
術後~退院までの流れと、入院&手術の費用をご紹介します。
Contents
入院3日目 手術の翌日 ご飯再開
尿道カテーテルの苦しみから逃れ、無事に朝が来ました。
#入院日記
月曜日の晩飯以来のごはん!
温かいものが胃袋に入るのって幸せだなあ〜。
【朝食】おかゆ、キャベツの味噌汁、ブロッコリーのごま和え、ネギ入り卵焼き、大根のあんかけ、桃のゼリー、ヤクルト pic.twitter.com/n8kyOlRSqw— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 9, 2019
朝ごはんはおかゆ。
丸々2日ぶりの固形物をいただきました。
急に食べたらお腹が痛くなるかなと心配しましたが、思ったより普通でした。
麻酔科医が病室にやってきて、硬膜外麻酔のカテーテルを抜いてくれました。
#入院日記
背中にさしていた硬膜外麻酔の管をとってもらえた。あとは水分補給の点滴だけだ。
入院生活、思ったより忙しくて持ってきた本が1冊も読み切れていない。
ブログを書こうと思って持ってきたキーボードが看護師さんに見つかり、不審がられた。— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 10, 2019
Twitterをさかのぼると、頑張ってトイレにも行っているようですね。
#入院生活
歩いてトイレに行けた。
体を拭いて着替え。血栓予防ソックスとオムツがとれた。
家族で愛用しているしまむらのパンツがいい感じ。傷にかからない深さと締めつけのないゴム。入院でも役立った。
傷を見たらけっこう痛々しい。
残していた桃ゼリー食べる。— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 10, 2019
あ、朝は桃ゼリー残していたのか(笑)後からしっかり食べていますね。
やはりしまむらの綿パンツは最強です。
手術痕は4か所。
傷口の写真も記録のため貼りますが、あまり見た目がよくないので苦手な方はスルーしてください。
矢印が3回出たら画像登場です。
↓1
↓2
↓3


傷のうち、3つは1㎝くらいの小さな傷です。
残り1か所の傷(右鼠径部の上)は3.5㎝くらいありますね。
お腹の中で砕いた子宮筋腫を、この傷から吸い上げて除去したそうです。
傷口は縫っていなくて、透明のテープで留めてあるだけです。
シャワーをあびると端っこがふやけてきて、はがれるんじゃないかと恐いです。
はがれてきたところは「切ればいいよ」と教えてもらいましたが、面積が小さくなってしまうので絆創膏で留めています(笑)
夫が面会に来ました。
手術後に医師から聞いた話を私にも聞かせてくれました。
当初の予定通り、子宮筋腫1つとポリープ3つは無事に取れました。
卵管も通水検査で問題なく通ったので大丈夫です。
他にも子宮内膜症が発症していたので処置しました。
内膜症があったから、生理痛がひどかったはずです。
あと3か月は妊活休養で体を回復させます。
その後タイミングを3回行ってみて、ダメなら人工授精か体外受精へとステップアップしていく流れになります。(by医師)
腹腔鏡手術で、当初わからなかった子宮内膜症があることがわかり、処置してもらえた。
MRIや造影検査でわからない部分もあるのだという。
「生理痛ひどかったでしょう」って医師に言われたけど、鎮痛剤を飲んで乗り切るのがデフォだったから。異常な痛みとは気づかなかったなあ。#不妊治療— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 17, 2019
子宮内膜症があったのは納得です。
手術で楽になるといいな~と思いました。
入院4日目 あせも?手術の傷が痛いと学ぶ
#入院生活
同室の女性とおしゃべり。話がおもしろくて笑ってしまい、傷口が痛い。
両腕と首回りに原因不明の湿疹が出てしまった。皮膚がボコボコに。薬のアレルギーではないだろうということで、少しかゆいが我慢することに。
体重を測ると、少し増えていた。昨日しっかり病院食をたべたからだろう。— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 10, 2019
入院4日目になると、腕や首など、体のあちこちにボコボコになるほどの湿疹がでてきました。
おそらく、病室が妊婦さん向けでかなり温かく、常に汗をかいている状態だったのであせもではないかと(自分のみたて)。
念のため看護師さんに伝えると、医師が診察してくれました。
とのこと。
私はある種類の温泉に入ると湿疹が出ます。その湿疹にすこし似ていたので放っておけば消えるだろうと楽観視しました。
かゆかったですが(汗)
おしゃべり好きな隣のベッドの女性は、先に退院していかれました。
お互いの身の上話を語り合いました。
今でも連絡を取り合っています。
この日は傷口の痛みも気になっていました。
https://twitter.com/yutori_shuhu/status/1182421142088273921
笑うと痛いんです。
https://twitter.com/yutori_shuhu/status/1182505071797424130
そう、お腹を切り開くってすごいことですよ。
そして入院中まで楽天ROOMのことを考えていたようです↓
https://twitter.com/yutori_shuhu/status/1182658467263385601
楽天ROOMは、私のコミットに波がありつつも続けています。
#入院日記
消灯後の病院が怖いのに、なぜかシザーマンのことを思い出してさらに怖くなる。カーテンが揺れるとビクッとしてしまう。
湿疹に処方してもらったステロイドを塗る。
果物は洗ったり皮むいたり切ったり大変なので結局食べないことが判明。
(今後の差し入れの参考にしようっと)— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 11, 2019
ひとりになった後、4人部屋に移動となりました。
入院5日目 人生を見つめ直す時間
#入院日記
血液検査も傷口も良好で、明日の退院が決まる!
クレカで会計。原稿何十本分かしら?
また看護師さんに心拍のことで「スポーツしてました?」と聞かれた。運動はホットヨガだけなんだけど。。。なんだか不安になる。
退院したら遅れた分の仕事急がなきゃ。
グレイズアナトミー13見終わる。— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 12, 2019
退院が決まりました。
予定通り5泊6日で退院できるのでホッとしました。
この日は海外ドラマのグレイズアナトミーのシーズン13を見終わっていますね。
全部で24話もあるのですが・・・すごい勢いです。
やることがなくなると、センチメンタルになっていきます。
#入院日記
病院とは不思議なもので、自然と人生について考えるようになる。
残りの人生で成し遂げたいことは何か?
限りある時間の中で何を優先するのか?
会いたい人、行きたい場所、挑戦したいこと。嘘をついたりごまかしたりする時間的な余裕なんて、本当はないんだろうな。— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 12, 2019
この時の気持ちはまだ残っていて、なるべく自分が思っていないことを言わない。
やりたくないことはやらない。
言ったことはやる。
など、自己一致を心がけています。
なんだかんだ言って、自分にも他人にも嘘をつくのは疲れますからね。
ストレスフリーで生きたい。
さらにセンチメンタルになっていきます↓
#入院日記
周産期病棟なので、赤ちゃんの泣き声が聞こえる。もし自分が授からなかったとしても、この赤ちゃんたちが生きやすい世界にするためにはどうすればいいのだろう?
自分が善良な市民を目指すだけでは十分とはいえないのではないか?
何かしらのギフトを贈れるよう、より社会と関わるべきかも。— マリー@北の国から23w初マタ39歳 (@yutori_shuhu) October 12, 2019
こんな高尚なことをつぶやくなんて、ちょっとおかしくなってきていますね(汗)
入院6日目 ついに退院
https://twitter.com/yutori_shuhu/status/1183218541123665920
ナースステーションでお礼を言って退院。
夫に車で迎えに来てもらいました。
結構な荷物です。
ほとんど読まなかった本や食べなかったお菓子や差し入れ。
入院には厳選したものだけを持っていけばいいとわかりましたよ~。
退院後の薬は橋本病のチラーヂンだけ。
レルミナ錠は飲まないことになりました。
それにしても
空を見上げる気持ちよさ。
風を感じる心地よさ。
こんなにいいものとは知らなかったです。
不妊治療費 手術と入院費用(高額医療費の適用)
子宮筋腫とポリープの摘出、内膜症の処置をした腹腔鏡手術と、入院でかかった費用のまとめです。
これまでの通院17回分の金額にプラスしたものが累計金額です。
(今回の入院は18回目とカウントします)
入院(手術含む) 9万483円(保険適用・高額医療費適用)
入院セット6日分 1,980円
不妊治療にかかった費用の累計金額:18万1,953円
実際は保険点数約8万点なので総額は80万。
ここから健康保険3割の負担で約25万円。
さらに、高額医療費適用で約9万円に抑えられました。
こういう体験をすると、医療保険ってほとんど必要ないよなあと感じます。
保険料の掛け金を貯金しておけば十分。
日本国内なら「高額医療費適用」があるわけなので、どんなに高い手術でも10万程度で済むのです。
高額医療費の精度を使うには、入院前に健康保険の限度額適用認定証をもらっておきましょう。
まとめ・感想 医療スタッフへの感謝しかない
無事に退院できました。
看護師さん、助産師さん、介助スタッフさん、医師。
医療従事者には本当に頭が上がらないと思いました。
いくら仕事でお給料をもらっているとはいえ、患者さんの肉体にさわったり(時には下の世話)、こまめに見回ったり、声をかけたり、できるのがすごいと思いました。
天使って本当にいるんだ・・・
私は自己中心的なところがあり、医療の仕事に憧れたことがありません。
その分、これだけ大勢の人が献身的に働いている現場を体感して、衝撃を受けました。
お世話になった分、しっかり健康になって元気に暮らそう。
赤ちゃんを授かっても、授かれなくても。
そう決意を新たにしました。
続きの記事はこちらです↓


